中高校生時代から、「結婚や出産を経ても仕事を続けたい」と思っていました。社会でも家庭でも必要とされる存在になるために、大学では栄養学を専攻し、当初は専門職に就くことも考えていました。しかし、新卒は人生に一度の機会なのだから、もう少し広く業種業界を見てみようと思い、「長く働きやすい環境のある会社」を軸に就職活動を開始。説明会や面接を通じて、暮らしを支える不動産業に興味を持ち、その中でも育休制度などが整った積水ハウス不動産東京に魅力を感じて入社しました。
実際、私が働く営業所でも、事務職のリーダーが時短勤務をしながら活躍されていますし、最近では男性営業が育休に入りました。誰かがいない状況をみんなでサポートする環境が当たり前で、就職活動時に思っていたとおりの会社だと実感しています。
現在、私が所属する営業所は海浜幕張にあり、賃貸部門の営業事務として働いています。事務職は4人、私の担当業務は入居系業務です。特約店様を10数店受け持ち、営業と連携しながら、賃貸契約を進めています。事務というと淡々と書類作成するだけのように思われるかもしれませんが、それぞれの担当者と一緒に契約に携わる仕事です。どのような情報があれば業務の助けになるのかと常に考えることで、問題に気付くこともあり、「そこまで調べてくれて助かった」といった言葉をもらえたときは素直に嬉しく、やりがいを感じます。
他に事務の仕事としては、退室関係やオーナー様関係を先輩方が担当しています。専門的な知識や経験を積み、難しい仕事にもどんどん挑戦していきたいと思っています。
私が入社した年、積水ハウスグループでは、賃貸入居に関連した新しいシステムを導入しました。ブロックチェーン技術を使って一連の手続きをワンストップ化するシステムですが、これについては新人もベテラン社員も一からのスタート。私も早く理解したいと前向きな姿勢で学んでいきました。特約店様やオーナー様にシステムをご説明する機会も多々あり、不明点はいつでも説明できるように準備。問い合わせのお電話にわかりやすくお答えできるように心がけました。
部所での私の役割は、縁の下の力持ちのような存在になること。これからも目に見えないところで役に立てるように努力していきたいです。
入社1年目、実は私は大きな勘違いをしました。秋に実施される宅地建物取引士資格の試験、新人が全員受けるものだと思い、受験の申込みをしてしまったのです。正しくは希望者だけなので、事務職で受ける人は例年多くはないと後で聞きました。しかし、申し込んでしまったからには頑張ろうと、通勤電車の中で携帯アプリの一問一答をやりこむなど隙間時間を利用して勉強。コツコツ努力できることは私の強みであり、運も味方し、合格することができました。
試験勉強中、知識はたんなる知識でしたが、今、実務にあたって「あ、これはこういうことか」と理解が深まることも多く、仕事がより面白くなっていると感じます。宅建合格は自分が不動産業界の仕事をしていく自信にもなりました。当社には、キャリアチェンジ制度もあり、事務職から営業職に挑戦できる制度もあります。今はまだ事務職で覚えることも多く、制度を活用するかどうかは未定ですが、興味は出てきました。
9:00 | 出 社 | メールチェックからスタート。その日1日やるべきことをリスト化してやり切ることを目指す。 |
---|---|---|
10:00 | 事 務 | 契約書類の作成と事務作業。特約店様やオーナー様からの問い合わせ 電話は、今も緊張。説明が難しかった部分など、先輩に聞くといつも的確な答えが返してもらえて「すごいな!」と思う毎日。 |
11:55 | 昼休み | |
13:00 | 事 務 | 基本的には午前中と同じ。 |
16:00 | 電話対応終了 | 外部からの問い合わせ電話は現在16時まで。以降は電話を気にせず、契約書のファイリング作業などを行う。 |
18:00 | 退 社 | 1日の反省で落ち込むこともあるけれど、YouTubeなどを見て気分転換。 |
不動産業界だけれど賃貸部門は土日休み。休日は友だちとオシャレなカフェに行ったり、ショッピングをしたり。おしゃべりしながら、可愛い洋服やコスメの情報を共有する時間が大好きです。
趣味はYouTubeを見ること。コスメ商品の紹介動画などをよく見ます。好奇心旺盛で、新しいことを知ったり、学んだりすることにワクワクするほうです。宅建の試験前も対策動画をたくさん見ました。それがなかったら合格できなかったかもしれません。
就職活動が順調に進む方ばかりではないと思います。私もそうでした。しかし、まずは自分で自分を信じることが大切。必要とされる場所との出会いは必ずあります。自信を失わずに頑張ってください。積水ハウス不動産東京は、一緒に働く人を大切にする会社です。人を頼ることができて、人を助けることができる人にとってはきっと働きやすい場所になるはず。みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています。