現在の私の業務は、会社のメイン事業である賃貸部門の営業職です。アパート・マンション等の持ち主であるオーナー様と当社がすべての部屋において賃貸借契約を締結し、オーナー様に代わって「大家さん」の仕事を担うのが賃貸営業の仕事です。
「ShaMaison Shop(シャーメゾンショップ)」の看板を掲げた特約店様と連携しながら、入居者の募集広告や賃貸借契約、建物管理・修繕提案等を行い、オーナー様の安定的な賃貸経営をサポートしています。担当している物件数は約1,200戸、オーナー様の担当数としては200名ほど。
一つひとつの資産に対してオーナー様はいろいろな想いを持っていらっしゃいます。その想いを共有し、この先も賃貸経営のパートナーに選んでいただけるよう、試行錯誤を繰り返しつつ日々努力しています。
「オーナー様のために何ができるのか」が私の仕事の軸。これは私一人で完結するものではなく、社内外のさまざまな人との関わりの上に成り立っています。最前線で入居者様と応対する特約店様、清掃等を担当する維持管理課、リノベーションとなれば工事課、オーナー様から売却のご相談を受けた場合には仲介部門、また積水ハウスの担当営業、建築部門とも協働します。私を入口にワンストップで話がつながることが、当社の営業の特長であり、積水ハウスグループへの信頼感につながっていると思います。
私が以前担当した築30年のアパートのリノベーション案件が印象深く残っています。エリアも立地もよい物件でしたが、間取りと水回り設備が今の賃貸ニーズと合わず、賃料を相場より下げても空室が続く状況でした。しかし、2DKを1LDKに間取り変更して、更にキッチン、バス、トイレ設備を取り換える工事はかなりの金額を必要とし、オーナー様は二の足を踏まれていました。そこで、10年後20年後の不動産経営について「どうなっていたいですか?」とオーナー様と時間をかけてお話をし、ビジョンを確認して決断に至りました。リノベーション後は賃料を1万円アップしてもすぐに入居者様が決まり、目に見える形でオーナー様の望むとおりの賃貸経営に貢献することができました。これからもオーナー様目線の営業スタイルを大切にしたいと思いました。
9:00 | 出 社 | 1日のスケジュール確認・メール返信・オーナー様への提案資料の確認 |
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10:00 | 外 出 | オーナー様訪問や業者様との打ち合わせ、現場確認(オーナー様から依頼された修繕の検証・退去した部屋のチェック) |
12:00 | 昼休み | 時間は日によっていろいろ。栄養をしっかり摂って午後に臨みます。 |
13:00 | 外 出 | 建物全体の見回り、物件の写真や動画撮影。資産価値を維持、向上させるための提案項目の検討 |
16:00 | 帰 社 | オーナー様へのご報告や次回のアポ取り、募集広告状況の確認・事務処理、翌日以降の提案資料作成(オーナー様のタイプによってシンプルにしたり、重厚にしたり)、スケジュール確認。 |
19:00 | 退 社 | 家族で過ごす時間を楽しみに、帰宅。 |
3歳の息子と公園の砂場で一緒に泥だらけになるまで遊んだり、家族で動物園や水族館に行ったり。家族で過ごすことがほとんどです。
当社には育児特別休暇制度(男性育休)があり、子どもが満3歳になるまでに1カ月の休み(分割可)を皆取得しています。私の場合は、10日間ずつ3回取得しました。子どもに向き合って1日過ごすと、子育てが、精神的にも肉体的にもどれだけ大変か実感できました。私が、育休を取得したことで特に良かったと思うことは、子育てについて妻とじっくり話せたことです。健康が大事だよね、いろいろな選択肢を与えられるようにしたいね、など。私が家庭で主体的に子育てに取り組むこと、また先を見越して行動することが、仕事にも良い影響をもたらしていると感じます。
学生時代、私は生徒会では副会長、部活では副キャプテンでした。先頭に立つ人を支えることが楽しく、自分の強みだと思っていました。その経験をもとに就職活動をスタートしました。業界は絞らずに活動していましたが、不動産管理はまさに自分のイメージしている仕事だと知り、当社に興味を持ちました。
積水ハウスは世界に誇る高い耐震性と外装・内装に独自の技術を持つ会社です。その会社の建築物を一括管理して、オーナー様と一緒に維持・向上させていく業務内容はとても魅力的だと思い、入社を決めました。
就職活動を通して自分と向き合い、どんな人生を歩みたいのか、自分には何ができるのかをご自身に問い続けることで、後悔のない選択に繋がると思っています。
私の周りには、どうしたらみんなが働きやすく、若手もベテランも成果の出る職場環境になるのか?どうしたらオーナー様にもっと満足いただけるのだろうか?といった視点を持ち、自分たちの常識を疑い、改善策を一緒に考え、積極的に伝えようと努力する人たちがたくさん働いています。私たちもあなたと一緒に働けることを楽しみにしています。