台風・雷
日常からのチェック
- 外まわりの点検
- 室内への雨水の浸入を防ぐために、日頃から玄関ドアや窓のがたつき、シャッターのこわれがないかを確認しましょう。バルコニー排水溝のゴミや木の葉などもこまめに取り除いておきます。
- 停電の場合の備えを
- 懐中電灯、LEDランタン、ラジオ、予備の電池を準備しましょう。携帯電話用モバイルバッテリーがあるとより安全です。
台風の接近時
- テレビやラジオの台風情報に注意
- テレビ・ラジオで最新情報をチェックし、避難に関する情報が出たときは速やかに避難しましょう。
- 戸締りのチェックを忘れずに
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各部屋を見回り、雨戸がある場合は施錠し、窓を閉めてクレセント錠を掛けます。がたつき止めロックのあるシャッターは、必ずロックしましょう。
- 飛びそうなものを屋内に
- ゴミ箱など軽いものは強風で飛ばされることがあるので、台風接近時は速やかに屋内へ移動しましょう。
床下・床上浸水の可能性がある場合は、ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーを切っておきましょう
通過後の点検
- 飛来物のお掃除、建物のいたみのチェックを
- シャッター、サッシ、外壁や屋根などに大きなヘコミや破損があれば、貸主(オーナーまたは管理会社)に連絡してください。枯れ葉などが飛散し、排水溝にたまっていれば、水が流れなくなるので取り除いてください。
雷が鳴りだしたら
- 室内では、部屋の真ん中にいればより安全です
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鉄骨住宅は落雷が心配されがちですが、金属材料を使った建物は中にいる人間を確実に守ってくれます。いかに大きな落雷であっても、電流はすべて鉄骨の中を通って地中に流れ、部屋の中にいる人間が感電するほどの電位差(電圧)は生じません。落雷があっても、部屋の真ん中にいればより安全です。
- 雷が激しいときには、電気設備機器の対策が必要です
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近くに落雷があった場合、一時的に電圧が変わり機器を傷めることがあります。まず、テレビからアンテナ線をはずし、設備機器などの差込みプラグを抜いておきましょう。
給湯器や暖房便座など、微電流を使った設備機器の差込みプラグも必ず抜いておきましょう

落雷したら
- 分電盤を確認しましょう
- 落雷によってブレーカが落ち、停電することがあります。分電盤を確認しておきましょう。
- 直撃雷でなくても被害を受けることがあります
- 電柱や電線近くに落雷した場合、電線に瞬間的に高電圧の電流が流れ(誘導雷)、機器類に損傷を与えることがあります。
近くで落雷があったときは、機器類が正常に作動するか確認しましょう。